日大また不祥事…競技チア部でパワハラ 女性監督から暴言受け自殺考えた

 日本大応援リーダー部(チアリーディング部)の女子部員が9日、女性監督から暴言などのパワハラを受けたとする声明を、代理人弁護士を通じて報道機関に公表した。自殺を考えるほど追い詰められ、学内の保健体育審議会に対応を求めたが、解決につながらなかったとしている。

 日大は9日付で女性監督を解任。日大では5月、アメリカンフットボール部の悪質反則問題が起き「学生の皆さんを必ず守ります」などとする文書を出したばかりだった。

 パワハラ行為があったとしているのは今年2月。監督は、部員が出身高のウエアを着用していたのを見とがめ「過去の栄光にすがりついている」などと叱責(しっせき)した。さらに、練習前に全員の前で部員を名指しして、大雪の日に学部の事務員に頼んで練習を中止にしようと画策した、と身に覚えのないことで激しくとがめるなどした。

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