多田修平をリレー侍2走抜てきへ アジア大会金へ…合宿公開

 陸上の短距離日本代表が3日、山梨県富士吉田市内で合宿を公開した。今月開幕するアジア大会(ジャカルタ)へ向け、各自が入念に調整。金メダルを目指す400メートルリレーでは、多田修平(関学大)が2走を務める方針であることが明かされた。

 16年のリオ五輪で銀メダル、昨夏のロンドン世界選手権では銅メダルを獲得した“リレー侍”。土江寛裕五輪強化コーチは、金メダルの期待が懸かるアジア大会で「直線でよさが出る」と、日本選手権で5位に終わった多田を2走に抜てきする方針を明かした。1走は山県亮太(セイコー)、3走は桐生祥秀(日本生命)、アンカーはケンブリッジ飛鳥(ナイキ)となる予定だ。

 これまで2走を務めていた飯塚翔太(ミズノ)は「(日本代表として)マイルで勝負がしたい。スピードがある選手が走ることが重要」(土江コーチ)と1600メートルリレーで起用する。

 多田は「期待に応えなければ。アジア大会までに調整して、ピークに持っていきたい」と抱負。飯塚も「力を合わせてやりたい」と1600メートルリレーへの貢献を誓うと同時に「一番の目標は200メートルで金を取ること」と個人での躍進も誓った。

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