五輪担当大臣が八角理事長を訪問 五輪期間にイベント要請で理事長「全面的に協力」
鈴木俊一東京五輪・パラリンピック担当大臣が2日、東京・両国国技館で日本相撲協会を訪れ、八角理事長(元横綱北勝海)、尾車事業部長(元大関琴風)と会談し、同大会中、大相撲のイベント開催を要請し、協会側も快諾した。
協会は16年、昨年と秋巡業中に「大相撲beyond2020場所」として東京五輪・パラリンピックの機運を高める大相撲国際文化交流イベントを開催。横綱による「三段構え」、1人の横綱が下位力士5人と次々に勝負する「横綱五人掛かり」などを披露した。
大臣は五輪閉会(8月9日)からパラリンピック開幕(8月25日)までの期間に「beyond場所」をベースにした相撲文化の発信を希望した。
理事室で対面した際には理事長に「オリンピックまであと2年。オリンピックはスポーツの祭典とともに文化の祭典。世界中の目が注がれるので日本の文化、伝統を発信する一大チャンス。大相撲は世界に誇る伝統と文化」とあいさつ。理事長は「相撲協会としても伝統と文化を世界にアピールするチャンス。全面的に協力させて頂きます」と応じた。
会談後、会見した大臣は2年続いて開催した「beyond場所」で英語による取組、決まり手の紹介など世界を意識したサービスを評価。同イベントに参加する外国人に関しては「選手も観光客も幅広く来て頂ければ」と期待した。
五輪との協力にはこれからの検討。98年長野五輪では土俵入りが行われたが、東京でも可能性はある。大臣は「(式典を総合統括する狂言師の)野村萬斎さんがとりまとめ、(映画監督の)山崎貴監督が構想を練っている。全く今は白紙。(2人から)相撲というのがあれば要請はある」と話すにとどめた。
尾車事業部長は「そのような要請があれば光栄なことなので前向きに考えたい」と話した。





