小林隆氏が死去、内村らを指導 元日本体操協会常務理事

 日本体操協会で常務理事や女子強化本部長を務め、五輪男子個人総合で2連覇した内村航平(リンガーハット)のジュニア時代を指導した小林隆氏が20日、胃がんのため死去した。51歳。新潟県出身。葬儀・告別式は24日に執り行った。

 神奈川・相模工大付高(現湘南工大付高)-日大を経て、朝日生命では内村や2004年アテネ五輪男子団体総合金メダルの塚原直也らを教えた。昨年の世界選手権で種目別床運動優勝の村上茉愛(日体大)ら多くの女子選手も育てた。

 海外でも指導活動にあたった実績があり、国際体操連盟(FIG)が24日、公式ホームページで哀悼の意を表明した。

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