初優勝の御嶽海「充実した場所だった」 大関獲りには「上を目指す」
「大相撲名古屋場所・千秋楽」(22日、ドルフィンズアリーナ)
13勝2敗で初優勝した関脇御嶽海(出羽海)が、賜杯を手にして優勝インタビューで喜びを語った。
大声援を受けた御嶽海は「ありがとうございます」と大きな声であいさつ。賜杯について「めちゃくちゃ重かったです。稽古不足ですね」と笑わせた。
名古屋場所の15日間については「暑かったです。10日目過ぎて2桁取ったんで意識し始めましたね。なかなかできる経験じゃないので楽しもうと思っていました。早かったようで、なんか、長いような充実した場所だったと思います」と振り返った。
優勝は出羽海部屋では38年ぶり、長野県出身力士では初となったが、「うれしいですね。部屋を盛り上げるために入って、4年でここまで来れたのはすごいうれしいですし、長野県でも盛り上がっているのかなと思います。号外も出た?見ていないので分かりませんが、これからも号外が出るように頑張って相撲を取っていきたい」と話した。
来場所では大関とりも懸かるが、御嶽海は「終わったばかりなので…」と語りながらも、「しっかり稽古を積んで上を目指して励んでいきたい」と前を向いていた。


