デニス・テンさん刺殺の暴漢2人 もう1人の容疑者も逮捕と現地報道 1人は自白済み

 フィギュアスケート男子の14年ソチ五輪銅メダリスト、デニス・テンさん(25)=カザフスタン=が19日、母国のアルマトイ市内で暴漢2人と争い刺殺された事件で、現地メディアの「KAZINFORM」は20日、現地警察が逃亡中だったもう1人の容疑者アルマン・クーダベゲノフを逮捕したと報じた。19日の夜に逮捕されていた1994年生まれのヌラリー・キヤソフ容疑者はすでに拘留され、犯行を自白している。

 今後、記者会見が開かれる予定。

 同国メディアによると、テンさんはアルマトイ市内で車のミラーを盗もうとした2人に右大腿部などを刺されたという。その後、救急車で運ばれたが、報道によれば「3リットル」の血液を失うほど、出血がひどく重篤な状態に陥り、後に死亡が確認されたという。

 テンさんは14年ソチ五輪ではSP9位からフリーで圧巻の演技を見せ、羽生結弦、パトリック・チャンに次ぐ銅メダルを獲得。カザフスタンにフィギュアスケートで初めてメダルをもたらした英雄だった。

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