サモアがドイツ下しラグビーW杯出場決定 日本と同じA組に入る

 「ラグビー・W杯日本大会予選・欧州・オセアニア・プレーオフ第2戦、サモア42-28ドイツ」(14日、ハイデルベルク)

 ラグビーの2019年W杯日本大会予選の欧州・オセアニア・プレーオフ第2戦は14日、ドイツのハイデルベルクで行われ、第1戦を66-15で制した世界ランキング17位サモアが同29位ドイツに42-28で連勝し、8大会連続8度目のW杯出場を決めた。本大会1次リーグでは日本と同じA組に入る。A組はアイルランド、スコットランド、ロシアを含めて全5チームが確定した。

 サモアが逆転勝ちでW杯出場権獲得に花を添えた。2戦合計で争うため前半は緊張感を欠いて14-15。それでも後半の4トライで力の差を見せ、タフア監督は「うれしい」と8大会連続出場にほっとした表情を浮かべた。

 サモアは世界ランキング11位の日本より下位の17位とはいえ、10年以降の対戦成績は3勝3敗と互角。不気味な存在だが、A組ではアイルランド、スコットランドよりも力は劣る。2位以内に入り8強による決勝トーナメントに進むという日本の目標達成には負けられない相手となる。

 前回W杯では日本がスクラムで優位に立ち、堅い防御で相手の連係を断ち切って快勝した。フッカー堀江は「あの時も彼らの潜在能力をいかに抑えるかで必死だった。世界ランク17位というのが不思議なくらい嫌なチーム」と警戒した。

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