引退の町田樹氏 10・6ラスト演目は「そこに音楽がある限り」と「人間の条件」
10月6日に行われるフィギュアスケートのジャパンオープンと、カーニバルオンアイスをもってプロスケーターを引退する14年ソチ五輪代表で“氷上の哲学者”こと町田樹氏が滑るプログラムが13日、主催者から発表された。それぞれこの大会に向けて作り上げている新作で、ゲストスケーターとして滑るジャパンオープンでは「そこに音楽がある限り」を、カーニバルオンアイスでは「人間の条件」を滑る。
この日、プリンスアイスワールド東京公演の前に取材に応じた町田氏は、氷上からの完全引退を明言。10月以降は氷の上でパフォーマンスをすることはないが、研究者を目指す中でフィギュアスケートには携わっていく意向で「サヨナラは言いません。パフォーマーとしては完全に引退しますが、今後は研究者として何らかの形で必ずフィギュアスケートに貢献していく」と、話した。“氷上の哲学者”のラストダンスから目が離せない。