錦織圭、聖地4強逃すも自信 ジョコ超え「近くまで来ている」

 「テニス・ウインブルドン選手権」(11日、ロンドン)

 男子シングルス準々決勝で第24シードの錦織圭(28)=日清食品=は第12シードで元世界ランキング1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ、同種目の日本勢で1933年大会4強の佐藤次郎以来となる85年ぶりの準決勝進出を逃した。錦織はジョコビッチ戦で13連敗、通算2勝14敗。最多8度優勝を誇る第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第8シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)にフルセットで逆転負けする波乱もあった。

 ジョコビッチに13連敗を喫し、失意に暮れているかと思われた錦織は意外にも前向きだった。「芝で自分のテニスを少し見つけ出せたことは大きな収穫。負けは悔しいが、次につながる2週間だった」。日本男子で85年ぶりの4強は逃したが、出場10度目だったテニスの聖地で確かな成長を感じ取った。

 第2セットを奪い返し、第3セットも2-2の第5ゲームに0-40とブレークチャンスをつくった。しかし要所でギアを上げ、圧巻のフットワークを見せた元世界1位を「なかなか崩せなかった」。勝負強さの溝は埋まらなかったが「近くまでは来ている」と壁を越える日は予感できた。

 今後は14年にジョコビッチを破って決勝に進んだ全米オープンなど、得意なハードコートに戦いの場を移す。年間成績上位8人による最終戦のATPツアー・ファイナル進出も意識し「狙える位置までいきたい」と強気に言った。右手首故障による長期離脱から復帰し、まだ半年足らず。世界ランキングのトップ10返り咲きも期待できる夏以降、攻勢に出る。

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