2018.07.12

内村、中国“平行棒の神”警戒「かなりすごいヤツ」

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　体操男子日本代表の公開練習が１１日、都内で行われ、１６年リオデジャネイロ五輪以来の団体戦が行われる世界選手権（１０月開幕・ドーハ）に向け、エースの内村航平（２９）＝リンガーハット＝は、復権を狙う“王国”中国に警戒感を強めた。

　１５年世界選手権、１６年五輪とも日本に敗れ、３位だった中国は世代交代が完了し、新たな黄金期を迎えつつある。中でも厄介なのは、昨年の世界選手権の種目別平行棒金メダリスト、鄒敬園（スウ・ケイエン）。“平行棒の神”と呼ばれる男は、厳しくなった今季の採点法でも、１６点を超える異次元の得点をマークしてくる。

　内村は「かなりすごいヤツ。健三（白井）が床でばっちりやっても、１点の差がつく。その１点を埋めていかないと。勝てなくはないけど、ノーミスが大前提。厳しい戦いになる」と分析。２０年東京五輪に続く覇権争いへ、気を引き締めた。