明生、ヘルニアに苦しむも父の一喝で奮起「甘えていた」

 「大相撲名古屋場所」(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)

 日本相撲協会は25日、大相撲名古屋場所の新番付を発表した。新入幕の明生(立浪)は名古屋市の宿舎で会見し「つらいこともあってくじけそうになったが、頑張ってここまできた。うれしい」と感慨深げ。

 幕下時代に腰のヘルニアに苦しみ、引退も考えたという。だが父親に電話で一喝され、「自分から無理かもしれないと思ってしまった。甘えていた」と奮起。スピードや腰の強さを生かした取り口を磨いてきた。立浪親方(元小結旭豊)は「こつこつとやる力士。立ち合いの圧力も出てきた」と期待を込めた。

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