日大アメフット部練習再開メド立たず 父母会の会長取材に応じる後任監督の人選難航

 悪質タックル問題で、関東学生連盟から今年度の公式戦出場停止処分を受けた日大アメリカンフットボール部の父母会会長が9日、都内で大学側の加藤直人部長らとの面談後、匿名で取材に応じ全体練習が再開できない現状を明かした。

 2日の大学側との折衝では早期練習再開の方針を確認したが、この日も一部の選手が自主練習を行うのみ。「練習を見る人はケガとか雷が発生した場合など勉強している人でないと、責任がとれない。経験者でないと」と指導体制一新を進める中、練習を監督できる人材探しが難航している。

 現在処分解除に向け、部長や選手代表らが中心となり、学連に提出するチーム再建案をまとめている。今月中旬の提出を目指しているが、同会長は「(進ちょく状況は)ノーコメント」と話すにとどめた。

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