アメフット スポーツ庁が日大幹部から事情聴取 第三者委まだに「早くやって」

 社会問題となっている日大悪質タックル問題で、スポーツ庁の鈴木大地長官(51)は24日、「我々がリーダーシップを取って真実を解明する」とに指導に乗り出す方針を示し、同日夕方、日大の石井進、大里裕行常務理事を呼び出し、参事官が事情を聞いた。

 日大側は第三者委員会を立ち上げて、調査を乗り出す方針を示しているが、まだ立ち上げの目処は立っておらず、参事官は「世の中の関心も高い。早くやってください。『スケジュールを示せない』というので、そんなことじゃないでしょう。できるだけ早くというのを要請した」と、話した。日大側はこの日、関学側に示した回答書をもとにスポーツ庁側に説明。参事官によれば「ほぼ会見の内容だった」と、23日に行われた内田前監督と、井上コーチの主張を記していると見られる。石井、大里両常務理事は帰り際、報道陣に「この度は本当に申し訳ありません」と頭を下げ、内容については明かさずに帰路についた。

 前日夜の日大アメフット部の内田前監督と井上コーチが会見し、反則の指示について、改めて否定。ただ、反則行為をした宮川選手は会見で監督、コーチから指示と圧力があったことを明かしており、双方の主張は対立している。こうした事態を受け、鈴木長官が、国として指導に乗り出す方針を示した。

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