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【弁護士の見解】悪質タックル問題「傷害罪にあたる可能性が高い」

 日大・内田正人監督(左)と関学大・鳥内秀晃監督
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 6日に行われた、日大と関学大によるアメリカンフットボールの定期戦(東京・アミノバイタルフィールド)で、関学大のクォーターバック(QB)選手が日大守備選手から悪質なタックルを受けて負傷した問題で、「弁護士法人・響」の徳原聖雨弁護士が16日、デイリースポーツの取材に応じ、「日大選手のプレーは、傷害罪にあたる可能性が高い」とした。

 徳原弁護士は、競技中の行動でも傷害罪適用の対象となるとした上で、問題のタックルについて「ボールを持っていない選手に、明らかに遅いタイミングで行われており、ルールに則ったプレーではない」と判断。「ケガをさせようと意志があればもちろん、明確な意志がなくとも、『ケガをするかもしれないが、それでもいい』という『未必の故意』があったとすれば、傷害罪にあたるでしょう」とした。

 競技中のラフプレーに関しては、地裁レベルの判例として「ルールの範囲内であれば正当化される」との事例を挙げ、その上で「今回のタックルは、ルールの範囲内ではなく、要件から外れる。民事的にも賠償を求められる」と分析した。また、加害者側に「未必の故意」もなかったとされた場合でも「やはりルールの範囲外ですから、過失傷害の罪に問われる可能性は十分ある」と指摘した。

 日大の内田監督が指示をしたとの証言が出ていることには、「仮に本当に指示していれば、理論的には教唆の罪に問われることはあり得る」としつつ、「具体的に相手選手を指定し、どういう形でケガをさせろという指示でないと、証明するのは難しい」と説明。「争うとしても、民事レベルになるでしょう」との見解を示した。

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