大関取りの栃ノ心 自己最高位東関脇に「大事な場所。一つ上の番付に上がれるように」

 大相撲夏場所(5月13日初日、両国国技館)の新番付が30日、発表され、大関取りに挑む栃ノ心(春日野)が両国国技館で会見した。平幕だった初場所で初優勝し、関脇の先場所は10勝を挙げ2場所で計24勝。大関昇進は三役の地位で3場所合計33勝が目安とされるが優勝が評価され、今場所に好機が訪れた。

 東関脇は自己最高位。「うれしい。大事な場所と思っているのでしっかり頑張りたい。一つ上の番付に上がれるように。もう一つ上になるように頑張りたい。横綱、大関は相撲の中の顔」と、気持ちを高めた。

 巡業先でも「大関になって」と多く声をかけられた。母国ジョージアでも優勝以来、相撲人気が高まっている。「もう一つ上になるのを待っていてくれている」とモチベーションにした。

 古傷の右膝、左太ももの回復は問題ない。先場所痛めた右肩にまだ不安があるが、「体を作ってしっかり気持ちも作る」と、勝負の場所へ気力で臨む。

 「皆さんに恩返しできるように。大関になれば恩返しになる」と誓った。

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