角田、ともえ投げで勝つ新スタイルで優勝 東京五輪に向けて最高の再出発

 「柔道・全日本選抜体重別選手権」(8日、福岡国際センター)

 世界選手権(9月、バクー)代表最終選考会を兼ねて行われ、激戦区の女子52キロ級で、17歳のホープ・阿部詩(兵庫・夙川学院高)は、準決勝で世界選手権銀メダルの角田夏実(25)=了徳寺学園職=に一本負けした。角田は、決勝で世界女王の志々目愛(24)=了徳寺学園職=にも勝利して初優勝。

 関節技を得意とする角田が、ともえ投げで勝つ新スタイルで優勝した。寝技に移行する“つなぎ”として頻用している得意技だが、世界女王と17歳のホープを投げ切り、「立ち技の選手の仲間入りができたかな」と笑みを浮かべた。

 2週間前にぎっくり腰を発症。前日まで技の感覚が今イチだったが、この日練習相手に「ともえ投げが、はまってますよ」と、背中を押されて臨むと抜群の切れ味を発揮。「相手に研究されて封印しようか悩んでいたが、まだ使える」と手応えを得た。

 昨年の世界選手権以降は故障続きで下降線をたどっていたが、激戦区で再び頭角を現した。「ここで勝たないと先はないと思って戦った。寝技があるからこそ、立ち技もできることを強みにしたい」。東京五輪に向けて最高の再出発だ。

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