元横綱朝青龍のおい豊昇龍が3勝目 131キロ差も問題にせず「重いから突っ張って」
「大相撲春場所・8日目」(18日、エディオンアリーナ大阪)
元横綱朝青龍のおいで西序ノ口19枚目の豊昇龍(18)=立浪=が謙豊(時津風)を送り出して3勝目(1敗)を挙げた。体重107キロの自身より131キロも重い238キロの相手に完勝だった。
立ち合い真っ向押し込んで、右から強烈ないなし。相手を後ろ向きにすると、すばやく土俵外に運んだ。
「重いから突っ張っていこうと思った。まわしを取ったら負けると思って、(相手を)ずらして回った」と、納得顔。
前戦では元横綱大鵬の孫で同級生ライバルの納谷(大嶽)に完敗。高校時代以来、3連敗の悔しさは続いており「相撲では負けていない。体で負けた。これからだんだん増やしたい。体をでかくして120キロまで持っていこうと思っている」と、打倒納谷へ意気込んだ。