日本 1勝2敗でデ杯8強へ崖っぷち 岩渕監督「まだチャンスはある」

 「男子テニス・デビス杯ワールドグループ」(2日、盛岡タカヤアリーナ)

 ダブルス1試合が行われ、エースの錦織圭(日清食品)を欠く日本は内山靖崇(25)=北日本物産、マクラクラン・ベン(25)組がシモーネ・ボレリ、ファビオ・フォニーニ組に5-7、7-6、6-7、5-7で敗れ、対戦成績は1勝2敗となった。最終日の4日にシングルス2試合が組まれており、3勝したチームが準々決勝に進出する。

 日本が崖っぷちに追い込まれた。1勝1敗で迎えたダブルスで昨季の楽天ジャパン・オープンを初制覇した内山、マクラクラン組は果敢に攻めたが、15年全豪オープン覇者のボレリ、フォニーニ組に3時間半を超える激戦で屈した。マクラクランは「チャンスはあったのに残念な結果になった」と力なく話した。残りシングルス2試合で負けが許されない状況となり、岩渕監督は「まだチャンスはある。勝ちにいきたい」と厳しい表情で言った。

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