栃ノ心、1敗守り初優勝 4番目の遅さ、鶴竜4敗

 大相撲初場所14日目(27日・両国国技館)単独首位の栃ノ心が松鳳山との平幕対決を寄り切りで制して1敗を守り、千秋楽を待たずに初優勝を決めた。ジョージア出身では初の制覇で欧州勢3人目。2012年夏場所の旭天鵬以来6年ぶりの平幕優勝で、新入幕から58場所での初制覇は貴闘力と並び4番目の遅さ。

 横綱鶴竜は大関高安に押し出されて4連敗で10勝4敗。高安は11勝目を挙げた。大関豪栄道は関脇御嶽海を寄り切って勝ち越した。

 十両は英乃海が4敗で単独トップ。

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