金蘭会 2度目V エース封じ成功 総体決勝トーナメント初戦敗退の悔しさをばねに

 「バレーボール・全日本高校選手権・決勝、金蘭会3-0東九州龍谷」(8日、東京体育館)

 決勝が行われ、女子は国体を制した大阪の主力を占めた金蘭会(大阪)が総体覇者の東九州龍谷(大分)にストレート勝ちし、3大会ぶり2度目の優勝を果たした。大会は2009年までの総体の記録を引き継ぐ。

 金蘭会の宮部がライト側からのアタックをブロックで仕留め、優勝を決めた。「エースに打たせたくなかったから、サーブで狙って崩して、打つ人を絞りたかった」と主将の林。69本のサーブのうち49本をエース中川に取らせて自由を奪い、ライト側からの速い攻撃頼みになった相手を封じた。この作戦は、選手だけのミーティングで考えた。総体決勝トーナメント初戦敗退の悔しさをばねにし、自立して優勝まで駆け上がった。

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