白鵬、粗暴な取り口の改善意識? 「癖を直したい」

 2場所連続41度目の優勝を狙う横綱白鵬が8日、初場所(14日初日・両国国技館)に向けた出稽古を開始し、東京都墨田区の友綱部屋で平幕魁聖らと計16番取って14勝2敗だった。横綱審議委員会(横審)から指摘された粗暴な取り口を改善する意識もうかがわせた。

 白鵬は昨年12月、横審の北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)から立ち合いでの激しい張り手や相手に肘をぶつけるようなかち上げを多用することに苦言を呈されていた。8日は立ち合いで鋭く踏み込み、胸から体当たりすることなどを試した。「横審から言われたから。癖を直していきたい」と説明した。

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