バドミントンSS初優勝の山口茜が帰国「優勝で今年を終えられて良かった」
バドミントンのスーパーシリーズ(SS)ファイナル女子シングルスで初優勝を果たした山口茜(20)=再春館製薬所=らが18日、大会が行われたドバイから成田空港に帰国し「優勝で今年最後の大会を終えられて良かった」と話した。
決勝でリオ五輪銀メダリスト、シンドゥ・プサルラ(インドネシア)を1時間半を超える激闘の末に逆転で破った山口は「とても長くて疲れた。そろそろ引き分けでも良いかなという気持ちもあった」と当時の心境を冗談めかしながら明かし、「球際の最後の一歩をしっかり出せるようになったと思う」と大会を通じての成長を口にした。
世界のトップ選手だけが集まる大会を制したことで、来季以降目指す位置も見えてきた。「今は世界ランクに一番関心があるので、1週間でも良いので世界ランク1位を体験してみたい。1回はなってみたいという好奇心」。現在の世界ランクは2位。コンスタントに結果を積み重ねることで名実共に世界一、その先にある東京五輪の金メダルを目指す。