日馬富士の貴ノ岩暴行問題を元祖モンゴル人力士が語る「酒瓶が飛んで来たと聞いた」

 横綱日馬富士の前頭貴ノ岩への暴行問題について、初のモンゴル出身力士である元小結旭鷲山のダバー・バトバヤル氏が21日放送のフジテレビ系「バイキング」にVTR出演し、関係者や同席者から聞いたとする当日の経緯を証言した。

 バトバヤル氏は「貴ノ岩関の関係者もそうだけど、日馬富士関の関係者、飲んでる所(暴行現場)の人間からも、(現場の)周囲にいた人間からも、あちこちから電話がかかってきた」と前置き。

 暴行の発端とされる東京・錦糸町の酒席での貴ノ岩の発言については「一緒に飲んだ人間から聞くと、『これからは僕らの時代だから頑張りますよ』って言ったんだけど、『お前らの時代はもう終わりだ』って言っていないんですね」とした。

 バトバヤル氏自身、現役時代には一緒に角界入りした友綱親方(元関脇旭天鵬)と「これから僕らの時代だから頑張りますよ」といった話をしょっちゅうしていたといい、「みんな時代は回ってくるんだから、そう言うんですよ」と解説。

 バトバヤル氏に電話してきた人物は「(貴ノ岩が)『僕らの時代』って言ったから、逆に『俺たちの時代は終わった』って聞こえるから、もしかしたらそれで勘違いしたんじゃないの?」と推測していたという。

 また、暴行現場となった鳥取の酒席で貴ノ岩がスマホを操作していたことが日馬富士の逆鱗(げきりん)に触れたとされることについては「先輩たちがみんなで話している間に電話(スマホ)を見ていたらしいんですよ」とし、日馬富士が暴行の際に何を用いたかという問題については「酒瓶、カラオケのリモコン、灰皿、いろいろ飛んで来たって話を聞いてるんだけど、頭たたいたのは手で軽くたたいたって話を聞いてるから」と話していた。

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