素根輝、一瞬の隙つかれV逸「油断したのが…」

 「柔道・講道館杯全日本体重別選手権」(11日、千葉ポートアリーナ)

 来年の世界選手権(バクー)代表第1次選考会となる大会の男女計7階級が行われ、女子78キロ超級は今夏の世界選手権団体戦金メダルメンバーで高校2年の素根輝(そね・あきら、17)=福岡・南筑高=が、決勝でユニバーシアード大会無差別級金メダルの井上あかり(環太平洋大)に一本負けし、初優勝を逃した。女子70キロ級は新添左季(山梨学院大)が2連覇。男子73キロ級は19歳の立川新(東海大)が連覇し、66キロ級から転向した海老沼匡(パーク24)は3位に入った。

 順調に勝ち上がった素根が、決勝で一瞬の隙を突かれた。不用意に崩れた体勢から押さえ込まれて一本負け。3月の全日本選手権予選以来、8大会ぶりの黒星を喫し、「油断したのがいけなかった。自分が本当に弱かったと思う」と肩を落とした。

 ただ、12月のグランドスラム東京の代表に選出されることは確実で「寝技もしっかりやらなきゃいけない」と課題を見据えた。

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