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20年ぶりVの神奈川大・大後監督、胴上げを“拒否”「スポーツマンシップに反する」

20年ぶりに伊勢路を制した神奈川大の大後監督(左端)
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 「陸上・全日本大学駅伝」(5日、熱田神宮~伊勢神宮=8区間)

 神奈川大が5時間12分49秒で20年ぶり3度目の優勝を果たした。大後栄治監督は「ここまで20年かかった。長い道のりだった」と感無量の表情で喜びをかみしめた。

 1~7区までが先頭集団に食らいついた後、アンカーで絶対的エースの鈴木健吾(4年)がVロードを快走した。大後監督は「どれだけ全員で東海さん、青学さんと戦えるかと思っていたが、まさかここまで走れるとは思わなかった」と驚きの表情。「腹の中では(優勝できるのではという)欲はあったが、できるだけ選手に伝わらないように自分を戒めていた」と明かした。

 ゴール後は歓喜の輪ができ、主将の鈴木が3度宙を舞った。しかし、指揮官は選手からの胴上げの申し出を断った。「(近くに)東海大さんもいたので、スポーツマンシップに反すると思って拒否です」と勝負師としての美学を貫いた。

 来年の箱根駅伝については「箱根は(各大学が)お互い最後の締めくくりなので」と、20年ぶり総合Vの場合、胴上げ解禁を示唆。それでも、残り2カ月に向けて、「ここで(選手を)褒めると天狗になってしまうのでしっかり準備したい」と緊張の糸は緩めなかった。

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