日本、オーストラリアに大敗 リーチ主将「レベルの差、はっきり分かった」

 日本-オーストラリア 試合終了間際にトライを決めた姫野=日産スタジアム
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 「ラグビー・日本30-63オーストラリア」(4日、日産スタジアム)

 世界ランク11位の日本は同3位のオーストラリアとテストマッチを行い、大敗を喫した。対戦成績は日本の9戦9敗となった。

 前半、日本は1PGによる3点しか奪えず、逆にオーストラリアに5トライを許して、3-35で前半を折り返した。後半、開始早々にFWファンデルヴァルトがトライを挙げると、後半28分にはモールを押し込んで、最後はFWマフィが飛び込み、この日2つ目のトライ。終了間際にもFW姫野が相手ゴール前の密集から抜け出して、トライ。後半は27-28と健闘したが、前半の失点が多すぎた。

 FWリーチ主将は「自分たちのレベルとトップのレベルの差がはっきりわかりました」と完敗について語った。

 大量失点については「一番の要因は1対1のタックルの精度、そして規律。規律の部分で(ペナルティーを犯して)最初の20分でやられてしまった。規律はすぐに修正できたけど、タックルはこれから練習していかなくてはいけないと思います」と分析した。

 2年後に迫ったW杯へ向けて、「我々はまだ成長する途中にあるので、ファンとともに一緒に成長して、ワールドカップで爆発しましょう」と会場に詰めかけた多くのファンに呼びかけていた。

 日本はこの後、フランスに遠征し、18日(日本時間19日)にトンガ、25日(同26日)にフランスと対戦する。

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