平尾さん追悼試合で同大がV 東田哲也さん「平尾の声聞こえた」

 日本スポーツ界最古の定期戦とされる、同大と慶大の100回目のラグビー定期戦が4日、秩父宮ラグビー場に4000人の観衆を集めて行われた。

 観衆が最も沸いたのは1985年1月の全国大学選手権決勝を戦った両校OBによる「レジェンドマッチ」。当時は昨年10月に53歳で亡くなった平尾誠二さんを擁した同大が10-6で競り勝ち、3連覇を達成した。

 平尾さんへの追悼試合として黙とうをささげた後、50代になった同大の林敏之さん、大八木淳史さん、東田哲也さん、慶大の松永敏宏さん、生田久貴さんら日本代表で活躍した名手が出場し、同大が5-0で勝った。

 平尾さんの背番号「12」をつけて出場した同大の東田さんは「チャンスに落球したときは『何しとんねん』って平尾の声が聞こえました」と苦笑い。大八木さんは「平尾には日本ラグビーにもっと刺激を与えてほしかったが、彼の思いは引き継がれている」と故人をしのんだ。(大友信彦)

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