平昌五輪シーズン開幕を前に、スキー、スノーボード競技の有力選手が31日、都内で会見し、意気込みを語った。
代表決定なら、夏・冬通じて世界最多タイ、日本人単独最多の8度目の五輪となるノルディックスキー・ジャンプ男子の“レジェンド”葛西紀明(45)=土屋ホーム=は、「回数を重ねるごとに重圧や、不安が大きくなるが、熱い気持ちで五輪切符を勝ち取りたい」と、衰え知らずの挑戦心を口にした。
これまでの五輪最多出場記録は、馬術のレイモンド・ディンツェオ(イタリア)の持つ8回。日本人としても現在、夏冬通じて7度出場の橋本聖子(スピードスケート、自転車)と並んでおり、単独最多を目指す。