リオ五輪重量挙げ女子４８キロ級銅メダリスト・三宅宏実（３１）＝いちご＝が２８日、都内で行われた「東京五輪１０００日前特別記念公演オリンピックコンサート」に参加。東京五輪出場への意欲を語った。

　３年後に迫った東京五輪について「すごい声援だと思います。経験したことがないので分からないですけど、日本でやる時は記録もよかったりするので、日本の選手はいい成績を出せると思います」と、ホームの利点を強調。

　出場への意欲について聞かれると「２度目の東京オリンピック。挑戦したいですね。いいですか？」と意欲を示した。場内からは拍手が沸き上がり、三宅は「ありがとうございます。頑張ります」と力を込め、会場を沸かせた。

　この日は、巨大スクリーンに映し出される懐かしいオリンピックシーンと共に壮大なオーケストラの響きで名曲を鑑賞。「映像と演奏とのコラボで、すごいよくて、思い出しながら、うるってきてしまったりして、いい時間を頂きました」と、コンサートの合間のトークコーナーで感想を述べた。中学３年までピアノを習っていたことを明かし「やはりクラシックを聴いたりとかして、それがリラックスタイムになるので、心がゆっくりできる瞬間にもなります」と、音楽への思い入れの深さをにじませた。

　銅メダルを獲得したリオ五輪について聞かれ「４度目のオリンピックだったので、銅メダルが取れてよかったです。声援の力が原動力になりました。声援の中には、ポケモンコールもありました。ポケモン頑張れって。最後の力を出せるのはみなさんの応援です」とメダリストならではの体験談を語った。