トヨタ自動車 王者サントリーに惜敗「この負けがチームを一つにした」

 「ラグビー・トップリーグ、トヨタ自動車31-32サントリー」(15日、西京極陸上競技場)

 第8節が行われ、トヨタ自動車は31-32で昨季王者のサントリーに惜敗した。

 後半は40分を過ぎていた。トヨタ自動車はゴールから50メートルほどの距離で相手の反則を得た。1点を追う最後のワンプレー。タッチに出してラインアウトからの攻撃で逆転を狙うこともできたが、FW陣にも疲労が見えた。「姫野主将が自信を持って選択したPG。決めるスキルもある」。SOクロニエは自信を持って成否で勝敗が変わるPGに臨んだが、ボールはゴール前で失速した。

 勝てた試合だった。一時は31-13とリードを広げたが、後半20分、連続攻撃をしのぎきれずに失点。守備に追われたFW陣も体力を消耗し、後半35分、とうとう逆転を許した。

 フランカー姫野主将は「終盤、相手の攻撃の勢いを止められなかった」と悔しさをあらわにした。ただ攻守で王者を苦しめた。「この負けがチームを一つにした。プレーオフに進出してサントリーに勝つ」と再戦を望んだ。

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