柔道の世界ジュニア選手権(18~22日、ザグレブ)に出場する日本代表が13日、成田空港から出発した。
2月のグランプリ・デュッセルドルフ大会を史上最年少で制した女子52キロ級の阿部詩(うた、17)=夙川学院高=は「勝って当たり前と思われるところでしっかり勝つ。プレッシャーの中でも自分の力を出し、勝ちきることが東京五輪につながる」と抱負を述べた。
兄の一二三(20)=日体大=は8月の世界選手権男子66キロ級で初優勝したが、3年前の世界ジュニアでは銀メダル。「お兄ちゃんと一緒にならないように優勝したい。圧倒的に勝つことを目標にしたい」とオール一本勝ちでの兄超えを誓った。