多田修平、連戦で「疲れはMAX」リレーで猛追も2位

 「愛媛国体・陸上」(10日、ニンジニアスタジアム)

 男子400メートルリレー決勝が行われ、世界選手権リレー銅メダルメンバーの多田修平(21)=関学大=を擁する大阪は、39秒76で2位となった。優勝は39秒60の東京で、同じく世界選手権銅メダルメンバーの飯塚翔太(ミズノ)を擁する静岡は3位だった。

 アンカーの多田は数人を抜いたが、大きくリードしていた先頭の東京を捉えることはできす、「ちょっと差があったので、厳しかったですね」と汗をぬぐった。

 今季は日本歴代7位の10秒07をマークするなどブレイクした。ただ、右膝からふくらはぎにかけてテーピングで固定するなど、連戦の影響で「疲れはMAXですね」と苦笑い。「今季は走りまくったので(オフに)しっかり休んで、来季は9秒台を出したい」と話した。

 リレーで優勝は逃したものの、スタンドからの人気はトップ級で、地元愛媛のファンから「多田君こっち向いて」「応援してるで」「みかんを食べて帰りや」と声を掛けられた。新鋭の21歳は「こんなに声援をもらうことは初めてで、気持ちよかった」と意気に感じていた。

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