マラソン松村康平6位「感覚戻ってきた」
「陸上・シカゴ・マラソン」(8日、シカゴ)
男子で松村康平(MHPS)が2時間11分46秒で6位となった。ゲーリン・ラップが2時間9分20秒で米国男子として15年ぶりに優勝し、2連覇を狙ったアベル・キルイ(ケニア)が28秒差の2位。宮脇千博(トヨタ自動車)は11位、松尾良一(旭化成)は18位だった。女子は5000メートルの世界記録を持つティルネッシュ・ディババ(エチオピア)が2時間18分31秒で勝った。
松村は目標としていた2時間10分を切ることはできなかったものの、表情は暗くなかった。昨年の東京マラソンで19位に沈んでリオデジャネイロ五輪出場を逃したが、今年3月のびわ湖毎日マラソンでは5位となった30歳。今回は強豪たちの中で6位の結果に「マラソンの感覚が戻ってきた」と話した。