ジョセフHC代表&サンウルブズ兼任

 スーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズは29日、来季のヘッドコーチ(HC)に、日本代表のジェイミー・ジョセフHC(47)が就任すると発表した。2019年W杯日本大会に向け、代表HCが兼任することで双方の一体的な強化を図る。

 サンウルブズは代表強化を目的として16年シーズンから参入したが、1年目は1勝1分け13敗、2年目は2勝13敗と低迷していた。17年シーズンを率いたフィロ・ティアティアHC(46)は契約を1年残して退任する。

 ハイランダーズ(ニュージーランド)を率いて15年にSR優勝を果たしたジョセフHCは「責任の重大さはよく理解している。大きなチャレンジを大変楽しみにしている」とコメントした。来月2日に記者会見する。

 来季のスーパーラグビーは来年2月17日に開幕。サンウルブズは2月24日に初戦を迎える。代表強化の柱に据えるサンウルブズHCをジョセフ氏が兼任することで、日本ラグビー協会幹部は「以前から目指してきた形がついに実現した」と今後の巻き返しに期待を懸けた。

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