ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ（ＨＣ）が、１９年Ｗ杯日本大会開幕まで２年となる２０日を前に取材に応じ、これまで強豪国・地域がほぼ独占してきたＷ杯８強の一角を崩す意義を「優勝するぐらい素晴らしいこと」と述べ、１次リーグ初戦には強豪のアイルランドかスコットランドとの対戦を希望した。

　前回大会の初戦は過去優勝２度の南アフリカから金星を挙げて勢いに乗った。ジョセフＨＣは「アイルランド、スコットランドが私の希望だ」と初戦の相手に世界ランキング４、６位の強豪２チームを見据え、「準備の時間を増やして戦い方を落とし込めば勝ちにいける」と意気込んだ。

　日本は今後、１０、１１月に世界選抜、オーストラリア、フランスと対戦。さらにジョセフＨＣは１１月にトンガとのテストマッチが加わる予定を明らかにした。