卓球日本リーグ、Tリーグ開幕時の合流見送り

 卓球で40年の歴史を持つ日本リーグ実業団連盟は16日、都内で臨時理事会を開き、18年秋の開幕を目指しているプロ・アマ混在の国内新規リーグ「Tリーグ」に対して、開幕時点での加入は見送ることを決めた。18年から20年までは従来通り日本リーグを継続する予定で、合流するとしても21年以降となる。

 日本リーグの佐藤真二専務理事は「まだTリーグは始まってもいないし、青写真通りに(運営)できて初めて検討できる。判断材料がないので、実績を見た上で(合流を)決めたい」と説明。また、18、19年の日本リーグの日程も決まっており、「決まっている事業をなくしてまでやるわけにはいかない」と強調した。

 Tリーグは、トップクラスの「Tプレミアリーグ」への参加チームの公募を15日に開始し、水谷隼らと所属契約を結ぶ木下グループが第1号として手を挙げた。11月末まで応募を募り、来年1月に男女各4チームを選ぶ予定だ。

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