2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場の工事に、東南アジアで違法伐採された木材が使われていると環境保護団体が指摘している問題について、建設の事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は15日の記者会見で「大会組織委員会の調達基準に適合した木材を使用しており、問題があるとは考えていない」との認識を示した。
環境保護団体グリーンピースなど47団体が連名で国際オリンピック委員会(IOC)などに抗議文を送っていた。JSCは4月にも環境保護団体から同じ指摘を受けたが、同様に反論していた。