本田真凜ごほうびはボルトのサイン 今季&シニア初戦へ米国に出発

 フィギュアスケート女子の本田真凜(16)=関大高=が10日、シニアデビューとなるUSインターナショナルクラシック(13~17日・ソルトレークシティー)へ向けて関西空港から米国へ出発した。「初めてのシニアの試合ですごく楽しみ。緊張感は全然なくてワクワク感が強い」と新たな挑戦へ目を輝かせた。

 「五輪出場が一番の目標」と平昌五輪代表を目指す今季初戦には“ごほうび”が用意されている。自身のインスタグラムには陸上男子100メートル、200メートルの世界記録保持者で現役を引退したウサイン・ボルト氏(31)=ジャマイカ=のサイン写真が掲載されている。実は「ルックスも、強くてかっこいいところも小さい時から大好き」とほおを赤らめて話す理想の男性、理想のアスリートだ。

 「(5日の)京都に来られていた時にも行きたかったけど学校があったので」と泣く泣く断念したほどだが、関係者が「To Marin」と書いた直筆サインを頼んでくれており「びっくりした。(日本に)帰ってきたら空港でもらえることになっているんです」と心待ちにしている。「有言実行の方。全部理想です」という乙女心を胸に勝負の年のスタートを切る。

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