神鋼が初戦快勝 木津の軽快なステップからエリスがトライ

 「トップリーグ、神戸製鋼39-16NTTドコモ」(18日、ヤンマースタジアム)

 14季ぶりのリーグ優勝を目指す神戸製鋼が初戦をものにした。3点リードの前半37分、フッカー木津が183センチ114キロの体格に似つかぬ軽快なステップで相手をかわし、約30メートルを独走。SHエリスのトライへの流れをつかんだ。

 4月末まで行われたサンウルブズのニュージーランド遠征で腰を痛めた。「開幕に間に合うように」とリハビリと治療に専念。常連だった日本代表も「見ている側。さみしくなった」という。「代表は最高の場所。戻らないと」。チームで存在感を発揮し、再び日の丸を背負う自らの姿を思い描いている。

 チームは3人のルーキーや新加入のオーストラリア代表、CTBアシュリークーパーも出場した。エリスはこの日キャリア初の3トライと大暴れ。盤石の神戸製鋼が好発進した。

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