錦織右手首の腱を断裂のため今季残り全試合欠場 トップ10陥落は確実 

 男子テニスで世界ランク9位の錦織圭(27)=日清食品=が右手首の腱(けん)を断裂したため、四大大会最終戦の全米オープン(28日開幕)を含む今季残り全試合を欠場すると16日、マネジメント会社が発表した。手術の予定はないという。

 右手首の痛みに悩まされ、3月下旬のマイアミ・オープンで悪化させ、5月のマドリード・オープンでも再発し準々決勝を棄権。今週のウエスタン・アンド・サザン・オープン(米シンシナティ)も欠場していた。

 マネジメント会社によると、シンシナティでの練習でサーブを打った際に本人が手首からはじけるような音を聞いたという。すぐに病院へ向かって磁気共鳴画像装置(MRI)で検査。その後も複数の専門家に診てもらい、結論を出した。

 現時点で手術はしないものの、ギプスで患部を固定。腫れが引いた段階で改めて、今後の方針を検討するという。この休養で世界ランクは14年9月8日付以降守ってきたトップ10の座からの陥落が確実となった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス