サニブラウンがボルトの後継者に名乗り「高みを目指したい」

 「陸上・世界選手権」(13日、ロンドン)

 男子200メートルで史上最年少の決勝進出を果たし、7位に入賞した18歳のサニブラウン・ハキーム(東京陸協)が13日、取材に応じ、今大会を最後に現役を退いた30歳のウサイン・ボルト(ジャマイカ)の後継者に名乗りを上げた。

 200メートルでボルトを抜く史上最年少で決勝進出。この日、国際陸連のコー会長が期待の若手として名前を挙げて称賛した。「一緒に走って勝った方が気持ちいいんでしょうけど。でも人間は年をとる。限界がある」と一緒に走る機会がなかったことを悔やみつつ、「数年後どうなるか分からないけど、高みを目指していきたい」と力を込めた。

 9月から進学するフロリダ大の手続きなどのため、ロンドンから渡米。当面は環境に慣れつつ、200メートルで痛めた右太もも裏のリハビリに専念する方針だ。

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