坂本花織、SP曲を変更 ジャンプ全て後半にするも、ミスが相次ぐ

演技する坂本花織
2枚

 「フィギュアスケート・げんさんサマー杯」(12日、滋賀県立アイスアリーナ)

 世界ジュニア選手権銅メダルの坂本花織(17)=神戸FSC=はSP曲を「死の舞踏」から変更し、3つのジャンプ全てを後半に構成した「月光」で臨んだ。しかしジャンプにミスが相次ぎ、54・68点と伸び悩んだ。

 なかなか最初のジャンプを跳ばない坂本。気付けば演技は後半に入り、そこから立て続けにジャンプに挑んだ。しかし3回転の連続ジャンプで転倒すると、次もミス。最後のダブルアクセルは意地で決めたが、表情はさえなかった。「練習時間が短くて、予想していた結果ではあったけど…」と険しい表情で振り返った。

 今月初旬まで行われた岩手合宿中に、急きょ新プログラムを作成。まだ出来は「3%くらい」と苦笑いで振り返ったが「悔しい結果になったけど、滑り込めばもっと伸びる」と前向きだ。

 「今日の結果をしっかり挽回したい」と、まずは13日のフリーでの逆襲を誓った。

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