福島千里が世界陸上代表にエール 自身も再出発へ「すべてを力に」

 陸上女子短距離の福島千里が3日、再出発への思いを新たにした。東京・丸ビル前で行われたスポーツイベントに出席し、出場を逃した世界選手権(4日開幕、ロンドン)について言及。代表選手に「全員納得して、いい世界陸上だったなと思えたらいいんじゃないかなと思います」とエールを送った。

 「MARUNOUCHI SPORTS FES 2017(マルノウチスポーツフェス2017)」と題した都心でスポーツの楽しさに触れるイベントのオープニングセレモニーに、鈴木大地スポーツ庁長官、レーシングドライバーの佐藤琢磨と出席。司会はフリーの加藤綾子アナが務めた。

 世界選手権の開幕に際しては「応援していただいたにも関わらず(代表に)なれなかったんですけど、この経験を生かして充実した時間を過ごして次の大会へ向けて頑張っていけたら」と前向き。佐藤のような、まったくジャンルの違うアスリートとも触れ合う機会を持てたことに、「貴重な経験ができるので、すべて力に替えられたらいいなと思います」と語った。

 今回の代表選手たちには「去年とかも一緒に代表になって戦ったメンバーだったり、それこそ若い選手、初出場の選手もいっぱいいる世界陸上だと思う。全員納得して、いい世界陸上だったなと思えたらいいんじゃないかなと思います」と願っていた。

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