小関也朱篤が銀メダル、父として“初仕事”8月に第1子が誕生予定

 「競泳・世界選手権」(28日、ブダペスト)

 日本のお家芸復活へ“ポスト北島康介”の2人がダブル表彰台だ。男子200メートル平泳ぎ決勝は、小関也朱篤(25)=ミキハウス=が2分7秒29で銀メダルを獲得。世界記録保持者の渡辺一平(20)=早大=も2分7秒47で銅メダルを獲得した。優勝は2分6秒97をたたき出したロシアのアントン・チュプコフ。

 小関は世界大会では初めてのメダルとなった。8月には、14年11月に入籍した夫人との間に第1子となる女児が誕生予定で「家族のために(泳ぐ)というところが大きかった」と万感。「何色でもいいからメダルが欲しかったので、僕にとっては価値がある」と父としての“初仕事”を誇った。

 渡辺は世界記録更新で優勝という目標は逃したものの、準決勝で五輪レコードを樹立しながら決勝で表彰台を逃したリオデジャネイロ五輪の雪辱を果たした。「お家芸復活が目標だったので、小関さんと表彰台に立てたのは大きい」と胸を張った。

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