杉田ガス欠敗退 左太もも裏や右内転筋にけいれんも 自信はつかんでる 

 「男子テニス・ウィンブルドン」(6日、ロンドン)

 男子シングルス2回戦で世界ランク44位の杉田祐一(28)=三菱電機=は51位のアドリアン・マナリノ(フランス)に1-6、7-5、6-4、6-7、2-6で敗れ、四大大会で初の3回戦進出はならなかった。杉田はツアー大会で初優勝した前哨戦のアンタルヤ・オープン決勝で破った相手に屈した。

 杉田は3時間半を超える激闘で力尽き、敗退した。第4セットの途中には左太もも裏や右内転筋にけいれんが起き、フットワークが鈍くなった。さらに最終セットを簡単に落とし「エネルギーが残っていなかった」とうなだれた。もっとも、四大大会で初勝利も挙げ「ベストなプレーを出せばかなりの選手に勝てる」と自信をつかんでいた。

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