スキー強化責任者、異例の交代 五輪4位の皆川氏が競技本部長

 全日本スキー連盟は14日、東京都内で理事会を開き、強化責任者の競技本部長が成田収平氏(53)から2006年トリノ冬季五輪アルペン男子回転4位の皆川賢太郎常務理事(40)に交代することを承認した。来年2月に平昌五輪が控えており、五輪まで1年を切った段階で、強化部門のトップが交代するのは異例。

 成田氏は15年に競技本部長に就任。日本は今年の世界選手権で、非五輪種目を含めてフリースタイルで金3、ノルディックで銀2銅3、スノーボードで銀1銅1のメダルを獲得するなど好成績を挙げた。

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