元バレー日本代表大山加奈さんの母が死去 ブログで膵臓がん闘病を公表

 元バレーボール女子日本代表で現在はバレーボールの普及活動などを行っている大山加奈さんの母・久美子さんが30日、55歳で亡くなっていたことが1日、分かった。大山さんの所属事務所が報道各社にFAXを送った。

 大山さんは以前から久美子さんがステージ4の膵臓がんを患っていることを公表。昨年12月のブログでは抗がん剤治療をやめる選択をしたことなどもつづり「ガンをやっつけるのでなく、共存していく道を選んだのです」と久美子さんの様子も明かしていた。その時のブログでは一緒に柴又観光をした元気な姿もアップしていた。

 大山は最新となる27日のブログではバレーボールイベントに参加したものの、久美子さんの容体が急変したのか、午後のイベントには参加せず帰京したことを明かし「楽しみにしてくれていた子供たち、本当にごめんなさい」とつづっていた。

 大山さんは東レアローズバレー部に入部し、その後アテネ五輪などに出場。栗原恵と「メグカナ」として人気を博した。2010年に引退し、バレーボール普及活動などに力を入れている。

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