IOC、ロスの現地調査を開始 24年五輪招致で

 【ロサンゼルス共同】2都市の争いとなった2024年夏季五輪招致で、国際オリンピック委員会(IOC)の評価委員会が10日、40年ぶりの開催を目指す米ロサンゼルスで3日間の現地調査を開始した。初日は招致委員会と治安対策や宿泊施設、財政面について会談し、評価委のバウマン委員長は「開かれた実りのある議論ができた。優れた計画で後世に残す遺産も多い」と述べた。

 ロサンゼルスの計画は既存施設の活用による低コストが売りで、招致委のワッサーマン委員長は「五輪史上最強の基盤が既にある」と自信を示した。

 評価委は14日からパリも訪問。開催都市は9月のIOC総会で決定する。

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