日本、中国7連覇阻止、悲願初Vへ「チーム一丸となって」バドミントン代表発表
日本バドミントン協会は9日、都内で男女混合の世界国別対抗戦・スディルマンカップ(21日開幕、豪州・ゴールドコースト)の日本代表の発表会見を行った。
スディルマン杯は、目下中国が6連覇中。前回の15年大会で準優勝だった日本は、悲願の初優勝を狙う。エースの役割を担う女子ダブルスの高橋礼華(27)、松友美佐紀(25)=日本ユニシス=は、「予選のマレーシア戦は厳しい戦いになると思うけど、チーム一丸となって、優勝目指して頑張りたい」(高橋)と、意気込んだ。
スディルマン杯が10代としての最後の大会となる山口茜(19)=再春館製薬=は「自分でいうのも何ですけど、まだまだ子供なんで」と照れ笑いを浮かべた。スーパー女子高生として頭角を現した山口も、6月6日で20歳になる。「10代最後の個人戦(アジア選手権)で密かに優勝狙っていたけど、駄目だった。今回は団体戦だけど、勝ちたいですね」と、拳を握った。
スディルマン杯の日本代表は次の通り
◇男子シングルス
西本拳太(トナミ運輸)
五十嵐優(中大)
◇男子ダブルス
園田啓悟、嘉村健士(トナミ運輸)
遠藤大由、渡辺勇大(日本ユニシス)
◇女子シングルス
山口茜(再春館製薬)
奥原希望(日本ユニシス)
◇女子ダブルス
高橋礼華、松友美佐紀(日本ユニシス)
米元小春、田中志穂(北都銀行)
◇混合ダブルスなど
数野健太(日本ユニシス)
保木卓朗(トナミ運輸)
東野有紗(日本ユニシス)
栗原文音(日本ユニシス)