福島千里、プロ国内初戦は途中棄権 両ふくらはぎにけいれん

女子予選100Mで、レース中に走るのを止め棄権する福島千里(中央)
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 「陸上・織田記念国際」(29日、エディオンスタジアム広島)

 世界選手権(8月・ロンドン)の代表選考会を兼ねて行われた。女子100メートル予選では日本記録保持者の福島千里(28)=フリー=がレース中に両ふくらはぎにけいれんを発症。プロに転向した今季の国内初戦は途中棄権という結果に終わった。

 レース後に記者会見した福島は「(スターティング)ブロック合わせの時に両足に張りがあったが、スタートを切ってみないとわからないと思った」と説明。その後「スピードを上げていく段階で再びけいれんが起こった」とし、20~30メートル間でスピードを緩め、中盤でレースをやめた。

 今大会での福島は、100メートルで2014年から4年連続で欠場か棄権という結果。陸上シーズン序盤の大会のため「この先のレースのことを考えた。大事に至らないようにセーブした」と慎重に判断した。エントリーしている5月3日の静岡国際(エコパ)については「今は決められないが、出られたらいいとは思っている」と話していた。

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